コーチングセッションを受けて
小田原先生と出会うまでの僕は簡単にいうと今まで何一つやりきることができず、なんにしても中途半端でした。
部活も途中でやめて、バイトもコロコロと変えて今の状態をどうにかしたい、こんな自分はいやだ、そんな気持ちだけはありました。
そんなことを考えながらも何も行動することができず、高3になり進路の選択では特に自分の明確な意思もないまま、周りの人たちと同じようにと「大学進学」を選びました。
どうせなら評判の良い大学にいきたいという思いはありました。
けれど当時の僕の現状の学力は、クラス成績は下から二番目、偏差値だと30くらい、とお世辞にも勉強が得意とはいえる学生ではありませんでした。
一度だけ学校の進路の先生にMARCHにいきたいと話したこともありましたが、冗談話だとおもわれ、小ばかにされた経験もあります。そのこともあり、自分の現状のレベルから評判の良い大学を目指したい恥ずかしさや周りからの目を気にして当時の僕の進路に関する本当の思いを、親、塾の先生すら話していませんでした。
そんな時 小田原先生と初めてお会いし話をしました。
小田原先生にまっすぐな目でストレートに志望校を聞かれたのを今でも鮮明に覚えています。
いつものように僕は自分のレベルの学生が目指しても妥当だと思われる大学名を答えました。
なぜか小田原先生には本心ではないとすぐにばれてしまいました。またそこで僕は僕の直感で先生は、先生なら僕の気持ちをばかにすることはないと僕にとって信じることのできる大人であることが目、そして落ち着いていた口調でなんとなくわかりました。
具体的な志望校はいえなかったものの、自分の進路に対する変わりたいという気持ちは素直に全て話しました。またそこから僕へのコーチングは始まりました。
まずは志望校を具体的に決めることから始まりました。先生の僕のもやもやがなくなるまで真剣に向き合ってくれるスタイルのセッションもあり、僕は本当に本当に自分のいきたい大学、何としてでもいきたいと思う大学をみつけることができました。
どのように変わりましたか?
一つは「目標を持ち、またそれにむかっていま何をすべきなのか自ら心を整理し考える事」です。
先生に勉強の事やプライベートを相談した時、先生は決して私に答えは教えませんでした。あくまでその答えは僕に見つけさせてくれました。その答えを導き出すためのヒントを与えてくれました。例えば今の自分をどうにかしたい、周りを見返したい。ではなく、なにをどうやってどうしたいのか。
そして僕がどうなったら周りは驚き、僕をみかえすことになるのか。そのためにはまず僕は今何をするべきなのか。このように一つの事を砕いて砕いて掘り下げていき、具体的に、プロセスを考える癖ができた。またこの考え方は、あのかわいい女の子おとしたい、彼女にしたい。なんてことにも使えます(笑)
それにより僕は常に目標を持つことができているし、いま自分がなにをするべきなのか、はっきりとわかっています。
もうひとつは
「やる癖、だしきる癖、やりきる癖」です。
なにもかもが中途半端な私でしたが、
『なぜそうなるのか、なってしまうのか』を考えて、
ならないためには?
また自分の完璧な姿とは?
どうしたらそうなれるのか?
たくさんヒントをいただきました、youtubeみたりして自分のやる気を常に高く維持させることができるようになりました。
それが僕の自分から行動してやる癖につながりました。
僕に合った僕なりのモチベーションを高くさせる方法の答えへとみちびいてくれました。また参考書にしてもいろんなものを中途半端にやるのではなく 一つの参考書を深く深く理解し骨までしゃぶりつくすようにとやりきりました。
その経験によりテスト前の不安な気持ちも自分を信じることにつながりました。また自分の100%の力を出し切ることもできました。
去年の一年間は人間力、生きる力にもつながりました。
親御さんとの関係性で何か変化はありましたか?
僕の場合は親がまわりと比べて僕にいろいろいってくるのがプレッシャーにもなったし、やる気が落ちることが多かったです。
コーチングを受けて、なにか意識したというわけでもないですが、親とのコミュニケーションが増えました。
あと塾から帰ってきて家で食事をするときなんかは、毎回話していたしそれがリラックスさせてくれていい感じで勉強に切り替えることもできました。
どんな悩みを抱えている高校生におすすめしたいですか?
今の自分のレベルでは無理かもしれないでもほんとにいきたい、変わりたい、あきらめたくない、どうにかしたい気持ちがあっても何からしていいのかわからない。やる気が長く続かない、大逆転したいと思ってる人。
また、僕の場合 全力で受験勉強する環境ができていなかった。学校での友達関係や好きな人、今思うとしょうもなかったことかもしれないが、あのときは、ほんとに悩んだし、重要だった。
僕にとって勉強に全力投球できない壁がたくさんあった、そんな事も自分自身で解決できるようになるまで本気で向き合ってくれた先生の存在は大きかった。
だから一人ではなかったし、最後までやりきることができました。