例えば、ある程度なんに対しても「歪み」や「隙間」ってある気がします。
そして、その『歪み』はしばしば僕達に色んなものをもたらせてくれて、
それをいち早く見つけて行動出来た人は、
時に僕達が手にいれたいものを最小コストで手に入れさせてくれるんじゃないか、と最近僕は考えます。
以前、こんな事がありました。
僕は実家に帰省する時、時間に余裕がある時は羽田まで高速バスで行くんです。
たまたまその時はハイシーズンで、普段は予約しなくてもガラガラの高速バスがネットで「満席」の表示。
まぁ仕方ないなと思いつつ、電車で行く事も考慮し、
当日フリー席をねらってダメ元でバス停まで行ってみたんです。
案の定そこには長蛇の列。
僕はなんかその日はどうしても電車で行くのが億劫だったので、
離れた所からしばしその様子を見てみることにしました。
そして予約者が乗り、沢山の予約してない人が諦めて帰る中、
僕は運転手さんに出発前に駆け込んでダメ元でこう聞いてみたんです。
『やっぱり…満席ですよね?』
「そうですね〜すみません。」
『隣の停留所も…やっぱり…無理ですよね…?』
「はい…たぶんそうですね。。」
『そうですかぁ…残念』
…沈黙…
「ちなみに何名様ですか?」
『あ、1人です。』
「…お一人様でしたら、、、
なんとか…大丈夫です。内緒ですよ。」
僕は、こういう体験に度々遭遇します。
もちろん皆さんだって一度や二度こうした体験はあるのではないでしょうか。
それは例えばある人気のアルバイト先の募集などでもそうかもしれません。
ネットでは「募集してない」と出ていても、
直接店舗に電話したり出向いたりすると
「ちょうど1名だけ欲しかった」という風に言われる事。
それは確かにほんの数人だけ採用したい時に、
ネットに載せるまでにすると色々と面倒だからなのかもしれません。
お金もかかるし、何より人気職種だと申し込みが殺到する恐れもある。
だから若干名人が欲しい時はどこも受身の採用になりやすいのではないか、と。
そして、それこそが「隙間」として出てくるのではないか?と。
ダメ元で動いた人へのご褒美ってこういうのが積み重なり、あちこちに散在してるからなんじゃないか、と。
視野を拡げれてみれば、
こういう機会は沢山ある気もします。
もちろん決してズルしてるわけではない。
頭を使って、少しだけ工夫してみる。
そして、
ちょっと勇気を出して動くべき所を見極めて動いてみたり、常に『なぜ?』を意識しながら日々考える事を無意識化する事。
そうする事で幾分か日々のありきたりな日常が少し華やかになり、楽しくなるのかもしれません。
そして、こういう事はもちろん大学受験も同じ。
僕はこれからも そうした歪みや隙間を
『考えること』『工夫する事』を通して伝えていければな、って思っています。
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