心技体連動教育と既存部活や少年団との指導の違い

M’s LABOの心技体連動教育とは、

小学生の運動も学習も心(自尊心)も一気に底上げしていくことを掲げたレッスンとなっています。

 
▼心技体連動連動教育とは?

小学生向け‼︎ 心技体連動教育 詳細

 

 

それはつまり、

 

勉強もできて、
運動神経も良くなり、
集団(友達の輪) の中でも自信を持って仲良く生きていける

 
 

そのような小学生を1年〜2年かけてじっくり育成していきます。

 
 

もちろん、

「そんなことやってどっちつかずになるのでは?」

という意見もありますが、

協力してくださる方々の力を基にその可能性と希望を冷静に見つめながら、週に1回のレッスンに力を注いでいます。
 

 

さて、その1回のレッスンは主に40分の集団学習と60分の体育塾で構成されているわけですが、

例えばその体育塾の指導は既存のスポーツクラブや少年団 とは少しアプローチを変えています。

 

 

小中高と体育会で育った僕は、気付けばスポーツが中心の生活でした。

 

身体を動かすのが楽しくて、それでまたそれがうまくいくのも楽しくて…
受験や勉強との両立生活でしたが、勉強は後回しでスポーツを中心に生活していました。

 

そんな中、スポーツからはたくさんのものを与えてもらったけれど、

 

でもただひとつ。

 

いつも気になっていた事がありました。

 

 

それは、

 

《「なぜ?」を考える時間がなかった事》
《考える余裕と時間が与えられなかった事》

 

 

それは、

「素振り500本」
「ポール間ダッシュ30本」
「腕立て100回」
などなど。

 

 

《何をするか?》
はたくさんあったけれど、

 

《なぜやるか?》
が完全に切り取られていた。

 
 

それはいつも

「ルールだから」
「これだとうまくなるから」
「みんなやってるから」

という言葉の下で行われてきました。

 

そして、できなければ怒られたり注意される…

 

 

ここでひとつ断っておきたいのは、僕はこれが悪いというジャッジをしているわけではありません。

メリットももちろんあります。

 

ただ、スポーツの指導はこれまで良くも悪くもこうした命令を軸に作り上げられてきた気がするのです。

 

 

それは いくつかの弊害を生み、

更には段々と時代的にも立ち行かなくなってきているようにも感じます。

 

僕は割と身体に関しては器用なタイプだったので、それを考えずにやってうまくいく事が多かったのも事実です。

 

ただ、当時は深くは考えなかったけれど、こうした指導法にはもしかしたら限界があるのかもしれない。

 

 

その理由の一つに

《応用がきかない》

ということ。

なぜそれをやるのか?を理解していないと効果は薄い

言われた通りに 特に自分で思考する事なしにやるのは ある場合にはうまく出来るけれど、それ以外の場合はうまくいきません。

 

なぜなら、思考していない分 動きがワンパターンになってしまう事が多いから。

思考していないと、

このトレーニングをなんのためにやって、
どんな効果があり、
どう活かされていくのか?

があまりわかりません。

 

気付きが少なくなるからです。

 

ですので、動かし方に広がりがでてこない。

 
 

それはどこか 数学や英語などで方程式や英文法を丸暗記しただけでは応用問題が解けないのとよく似ているのかもしれません。
(最初の段階は丸暗記は必要ですが、ある段階からは使い方を考える必要が出てきます。ここでの議論には参加しません。悪しからず。)

 

 

 

又、単純な命令だともはや若い世代は納得しない。

運動の持つ楽しさを実感する前に辞めてしまうことも多かったりします。
(僕らの世代は過渡期で、でもやはり説明や理由がわかると安心します。)

 

彼らは、理由が欲しいし説明が欲しい。

 

それを甘えだといったところで若い世代は動かないのかもしれません。

ただ、一旦説明し、腹落ちしたことに関しては長く続くこともあるのかもしれない。

なぜなら そこが「好き」や「それでもやりたい」の土台になる事も多いからです。

 

M’s LABOでは、できる限り子供たちに質問する機会・問いを共有する機会を設けています。

 

 

そこでは、

『なぜこれをやるのか?』
『どうやったらこれができるようになるのか?』

をとにかく考えさせてます。

 

そして手を挙げさせて思ったことを伝えてもらう。感じたことを伝えてもらいます。

 

 

もちろんトレーニングのメニューや指導で「やってもらう事」「ルール」などはあるけれど、要点要点で考えさせる時間をあえて取ります。

それが子供たちの思考力を養い、普段から「考える」事に繋がり、結果としてそれが運動にも勉強にも活きてくる。

 

 

そう信じているから。

 

 

 

既存スポーツクラブや少年団との違いの1つは まずは そこに出しています。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事

PAGE TOP