勉強に苦手意識を持つ中学生への自信のつけ方

勉強に苦手イメージ(意識)を持っている子はたくさんいるのかもしれません。


そんな子は得てして、

間違いを自分だけでなく他の人に二重に指摘される事に、不安や恐れを抱いている事が多い気もします。

そんな子になんらかの対処の仕方はないものか?

 

 

そこで僕が考える効果的な自信のつけ方。
それが、

 

《正解を書ける(導ける)という体験 をさせてあげる事》

《正解を書ける(言える)自分をイメージできるようにさせてあげる事》

 

 

更に言うと、

《正解を書けた感情まで思い返せるようにする事》

なんだと思っています。
そのイメージをある程度強く持つことができれば、間違いを恐れずに

『とりあえず書いてみよう。』

という気が起きます。

 

その試行錯誤を繰り返すうちに勉強が楽しくなり好きになり、 やがて 点数が上がっていくのだと思うのです。

 

 

 
ですから、そうした子に必要な接し方のひとつの方法。

それが、

《正解を書けた問題を説明してもらうこと》

 

 

 
例えば、2次方程式。

答が書けて合っていたら ただ丸をつけたり次の問題に進む前に、どうやって出来たかを説明してもらいます。
『おー合ってる合ってる!え、どうやってその答を出せたか教えて教えて!!』
と言って、説明してもらうのです。

 

 

 

この方法が効果的なのは、

①もう既に合っている事がわかっているから自信持って少し嬉しそうに気分良く話し出してくれる事。

②説明する事で再度 やり方を整理でき、曖昧な部分に気付けて、学びが更に深まる疑問を持てる事。

③こちら側もその子が正解に向けて正しい思考パターンが出来ているかが見抜ける&分析できる事。
そして、

④正解出来た喜びを追体験できる事。

 

 

 

もし、塾に行かずに保護者さんが勉強を見ているのであれば、是非 こうした 正解できた問題をひとつ取り上げて
『どうやってこの正解に至ったか教えて欲しい』
と言ってみてください。

そうするときっとはにかみながら説明してくれるはずです☆

 

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