大学受験で試験場に着いてから気をつけたい5つの事

いよいよセンター試験本番までカウントダウンが始まってきました。

受験生の皆さんはまずはしっかり栄養のあるものを食べ、そして睡眠時間をしっかり確保して毎日を過ごしていってほしいと思います。

 

 

さて、今日は試験当日のお話です。

僕自身はというと自分の気持ちや雰囲気に敏感なタイプで、試験でもスポーツの試合でも本番では雰囲気に飲まれてしまうタイプの人間でした。緊張をうまく活かせないタイプだったんですね。

でも、それもあって

いかに緊張にのまれないか?

どうやったら自分の普段どおりの力を発揮できるか?

ひいては普段の自分の状態をそのまま持ち込めるか?

を日々考えて生活してきました。沢山試行錯誤して今ではそうした本番で気持ちを乱すことがないパターンを作ることが出来てきたので、今日はそうした試験当日における気持ちの整え方や行動の取り方をご紹介したいと思います。なにか参考になることがあれば嬉しいです。

 

 

1、会場には1番目か2番目くらいに着いておくようにする

⇒これはよく言われている事でもありますが、会場に早く行く事は心理面で特にメリットが多い気がします。例えば、なんらかのお食事会等に参加する時、最初にいれば後からちらほら来る人たちと挨拶を交わしたりしながら自分を主体にしたグループが出来上がっていきますよね。そして会が始まる頃には自分が主役的なポジションに入れる事が多いのではないでしょうか?逆に言うと、後になればなるほどアウェイ感が増し、隅っこで肩身の狭い思いをしながら過ごさなくてはならなくなると思うのです。そういう意味でも早めに行って会場となる教室を自分の「ホーム」にする事で 場を制する事ができるのではないか、と思っています。ただこれは後ほど書きますが、教室では無理に話す必要はないです。むしろ話さないほうが個人的には良い気がします。その代わり教室についてゆっくりしながら良いイメージ作りをしていきましょう。

 

 

2、試験監督者、運営員とコミュニケーションを取る、あいさつをする

⇒これは1とも関連しますが、早くついて特にすることがなければ近くにいる運営員や試験監督者と出来る事なら軽く雑談や挨拶をしておくといいと思います。

試験中はどうもそれらの係りの方々が敵に見えてしまい緊張してしまう事もあります。事前に挨拶したり正直に気持ちを打ち明けて聞いてもらったりしていれば、逆に安心感を得る事ができてだいぶ試験では落ち着くことが出来ます。

 

 

3、テキストや参考書は見ない

⇒これは賛否分かれるかもしれませんが、個人的にとても効果は高いと思っています。基本的にテスト前は皆さん単語帳や英文法書などを見ることが多いと思いますが、僕はお勧めしません。なぜならそれらの参考書を見ている時、僕達の頭はきっとあやふやな所や苦手な問題に目を通すはずだからです。もちろんそれで思い出したり覚えたりもするわけなのですが、と同時に自信のないところばかり脳が目をつけるようになり、その意識のまま試験中も「曖昧な」問題ばかりに目が行き、それ故に焦りが出てくると思うのです。少なくとも僕はそうして焦ってしまうこと多かったです。その時間中に全て一冊を終える事ができればまだいいのですが、ぱらぱらと見るくらいならあえて一切見ずに、代わりにひたすらよいイメージを鮮明に作っていく、イメトレをすることの方が良い気がします。

 

 

 

4、お昼はほんの少しだけ摂取する

⇒ご飯を食べたら脳がうまく働かなくなるのはわりかし経験があると思いますが、お昼だからと何も考えずにガンガンご飯を食べる人が多い気がします。食べなければ元気が出ないという人もいますが僕はそれに対して懐疑的です。個人的にはクリエイティブワークをする時は空腹時の方が圧倒的に頭がキレます。僕個人は大抵ご飯を食べると身体の中から出てくる強い気持ちやアドレナリンが消え失せて受け身になることが多いので、勉強やブログ、読書などのクリエイティブワークの午前中をなるだけ伸ばす意味でも食事は取りません。果物やヨーグルト、カカオ成分の高いチョコで14時くらいまで引き伸ばして、15時くらいのもう駄目というところで初めて食事を取ります。なので、個人的には試験の昼ご飯時にはそうした類のお腹にたまりにくいもの(フルーツや野菜スティック、カカオ成分70%以上のチョコ、ウィダーインゼリー等)を少し摂取するか、食べても腹3部くらいで止めとくのがよいかと個人的には考えます。ただ、あくまでこれは「自分」が主体ですので、事前に試して合えば実行してもらえたらなと思います。あくまで自分に合うものを優先していただけたらと思います。

 

 

5、休み時間は基本1人で過ごす。

⇒試験終了後の休み時間には必ずといっていいほど、自分の不安を解消したり自尊心を満たす為に周りと答え合わせする人が出てきます。合っていることもあればまちがっていることもあるにもかかわらず、自分とは違う答えが聞こえてくるととても不安になるものです。もしかしたら他全員が間違っていて自分だけが合っている事もあるかもしれません。なので、試験終了後は全て合っていると勝手に思い込んで、外の空気を吸いに教室を出てイヤホンをつけ、再度次の教科の良いイメージを作り上げる時間に戻ってみるといいと思います。又、事前に友達にひとりで過ごす事を話しておくのもいいかもしれません。もちろん一緒にいて不安を解消するのもいいとは思いますが、僕は個人的にはいいことはないと思っています。大抵は事前に友達にそのような事を話しておけばきっとわかってくれますし、それでわかってくれない友人はたぶん試験中にペースを乱される事が多いので切れてむしろラッキーと思っていいのではないでしょうか。

 

 

最後に

とにかく試験は1回きりですし、試験時は皆さん自分の「感情」を整える事にいっぱいいっぱいです。もちろん、それは仕方のないことだと思います。大切な友達であればこそ、事前にそうしたルールは決めておくことをお勧めします。

後はとにかくイヤホンをつけて鮮明なイメージ作りに集中してもらえると良いのかな、と思います。皆が参考書を開いてせっせとせわしく勉強している傍で、気持ちののってくる音楽を聴きながらひたすらイメトレに励んでみてはいかがでしょうか?

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