例えば今ここに
勇気君と根気君という二人の高校生がいるとします。
彼らは英語が苦手です。
でも何とか英語力をつけたいと思っています。
ちなみに勇気君の長所は「勇気がある事」
外交的な性格で非常に明るいので
誰とでもすぐに自分から話しかけて仲良くなります。
一方で、根気君は
粘り強さがあります。
内向的な性格の彼はこつこつと地道に何かを仕上げるのは
大の得意です。
さて、
ここで2人に僕は勉強させる事になりました。
どうするでしょう?
効率的に2人に同じ指示を出す?
いいえ。
僕はこの場合、
二人に違ったやり方を提案します。
根気君に関しては従来型のインプット中心の勉強を
まずやらせるでしょう。
もちろん、
具体的に何をやって、
何をやらないのか?
何をどんな感じでやったらどう得点に結びつくのか?等
具体的にやるべきこととゴールまでの道筋を
彼が鮮明にイメージできるくらいさせてから
勉強をさせていきます。
一方で、勇気君はというと
まず学校にいるネイティブスピーカーの所に連れて行きます。
そして、15分ほど英語で雑談してきてもらいます。
とにかく今までの知識をフル動員させて
出来る力でアウトプットさせます。
これを毎日やってきてもらいます。
もちろん
日に日に経験から積みあがるイメージを
きちんと鮮明に描いていけるようなお手伝いもします。
次に
これらをある程度させたら
二人のこの勉強法をチェンジさせます。
勇気君はインプット、
根気君はアウトプットに移します。
そしてまた戻します。
ポイントは1週間くらいしたらまた元に戻す事です。
さて、
僕が言いたいのはつまり
それぞれの強みに合わせた勉強法を使う
という事。
そして、
インプットとアウトプットのバランスを考えながら
織り交ぜていく
という事です。
前者による効果は、
得意な事をやれるので生産性が高い事。
又、後者による効果は、
自分の課題が明確になり
自分のメインの勉強法が更にはかどる事です。
さて、
ここで示した例はごく一部です。
英語が出来るようになる方法は1つではありません。
各個人にあった方法が人の数だけあります。
パソコンが好きならパソコン関連、
漫画が好きなら漫画から英語を学ばせればいいのです。
もちろん進捗を取る事、
達成するイメージを僕と子供達とで
共有する事は絶対条件ですが、
これらのようにその個人の性格や強み、
気分、成績、勉強スタイル
に合わせて、
その子が一番やる気の出てくるやり方で勉強させて
あげる事が大切だと思っています。
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