中高生は定期テストのシーズンですね。
そしてもう既に終わったという高校生達から点数が「伸びた」との連絡がちらほら届いています。
・点数が50点代→70点にアップした子
・校内模試で英語だけ8割にのせた子
・去年、英語を8割台に乗せてから安定して8、9割取るようになった子
等。。。
目標とする結果を獲得したようで、こちらも嬉しくなります。
結局学校の定期試験というのは、やればほとんどの子ができる試験。
そして僕達教育者からしたら、
それをいかに楽しくやらせ切れるか、
また一旦上位を取ったら、
その点数を『当たり前』にさせてあげられるか
が腕の見せ所でもあります。
さて、今日はそんな英語における定期テスト対策についてお話しします。
と言ってもわずか数行で終わってしまうのですが…
やる事は1つ。
それは
英文の暗記・暗唱
です。
なんだそれだけ?
と言われればそれまでなのですが、凄く効果的なんです。
まず、
基本的に定期テストは,
その英文に関連する和訳、穴埋め、文法等の問題が大半を占めるわけです。
なので、当然ながら英文を暗記するだけで飛躍的に点数が伸びるんですね。
しかも、暗記という作業はほとんどの子がめんどくさがってやらないので,
特に英文をきちんと読んでいないと出来ない穴埋めなんかで一気に差がついてくれる。
この差がそのままテストの順位の差になったりします。
ちなみに、これハードル高そうに見えて案外時間かかりません。何がでるのかわからない
勉強をだらだらするより、
確実に点数に繋がる暗記を2時間かけて徹底してやった方がやりがいがあります。
それに出来ると凄く達成感があるんですね。
さて、
英文を暗記するメリットは実はそれ以降にあるんです。
暗記し暗唱できる、というのは
英文特有のリズムやイメージを手っ取り早く無意識に身につけられるんですね。
なので、
こうした良質の英文を暗唱出来るようになるのは
その後の英語取得に大きく貢献してくれるんです。
以前、台湾からの留学生の子でとても日本語が上手い子がいて、
どうやって勉強したの?と聞いたら、日本のドラマ(GOOD LUCKとオレンジデイズ)が
とても好きでセリフを覚えるくらい何度も見たと言っていました。
もちろん要因はこれだけではないでしょうが、
それでも後は皆と同じようにしか勉強していないと言っていたので、
効果はかなりあると思います。
もちろん僕自身も英文を実際に『話す』重要性に気付いてから飛躍的に伸びていきまし
た。
そして、もう一つ。
手っ取り早く成功体験を積める事、です。
中間テストは順位が出るものも多く、やはり順位が上だと自信が圧倒的につきますし、
何よりセルフイメージが上がります。
自分はできるんだ、という自信がつくんですね。
そしてそのセルフイメージが再度同じ得点を取りたいという欲求と、
一旦いい点数を取ったのだからもう前みたいに下の点数は取りたくない
という欲求の2つの新たな欲求を生み出してくれるんですね。
人は無為意識に快楽を求め、そして不快を退けようとします。
そうした欲求が次のテスト、
更にはその次のテストでもいい点を!というモチベーションに繋がります。
コンフォートゾーンが上がる、という現象です。
定期テストでサクッと成功体験を積んで英語の勉強に勢いをつける為に、
まずは英語における完璧なまでの暗記、暗唱を目指してみてはいかがでしょうか。
尚、これらの勉強の仕方・相談等も随時受け付けております。
お気軽にこちらよりご連絡ください。
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