例えば月曜日の朝、
あなたは6時に起きないといけないのに
6時47分に起きてしまったとします。
7時には家を出ないといけないあなたは、
瞬時に残り13分の時間の使い方を計算し、
13分で支度をしあげて家を出ることでしょう。
かなり急ぐものの、
大抵はそれで間に合うことの方が多いのではないでしょうか。
いつもの時間でもギリギリなはずなのに。
さて…
でもどうしてそれができてしまうのでしょうか?
僕達は普段自分にできる事を適当に見積もって
行動をしてしまう傾向があるように思います。
もちろん「適当」というのは悪い事ではなく
単に多めに見積もって考える、
という事です。
でも、それは時に可能性を自らで阻害してしまことにもなる気がするのです。
本当は出来る潜在能力が備わっていても、
自分自身で「ロック」や「ブレーキ」を自ずとかけてしまう。
そういう時僕達いささか
「自分には無理」
「ありえない」
という言葉で表現したりします。
そして、
それが到底自分にはできないと「思い込む」うちに
次第にその方法が
「見えなく」なってしまうのです。
こうして、
火事場の馬鹿力は常に封印され、
その人の「可能性」もしぼんでいってしまいます。
ところで僕は、
その火事場の馬鹿力を定期的に引き出してあげる方法を知っています。
それは「質問」です。
効果的な質問等の詳細は長くなるので省略しますが、
例えば 冒頭の例えでは
僕達は無意識に 残り13分で
「どうすれば家を出られるのか?」
「何をしなければ間に合うのか?」
といった質問を瞬時に頭の中に放り込みます。
その質問に答えながら僕達は
より本質的な「行動」に集中し、
特に必要のない行動をそぎ落としながら
本当に必要な事に時間とエネルギーを注いでいくのです。
つまり、
頭に入れる「質問」によって僕達は行動を選んで起こしていくわけですね。
もちろん、
これは 受験だけでなく、様々なシーンに応用可能です。
仕事でも人間関係でもなんでも。。。
自分には無理と勝手に「思い込んでる」事はありませんか?
これらはもしかしたら
自分、もしくは専門家からの質問を受けて
考え方を180度 変えてみると
簡単に解決の扉が開かれていくかもしれません。
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