それは確かコーチングを受け始めて2回目の時だったと思います。
その日僕は,コーチを前に
自分が望む事、今後やっていきたい事をつらつらと話していました。
コーチは特に肯定も否定もせずにだだただ頷いて聴いてくれていた。
そんな中
僕はある段階から自分がもやもや定義していたことをふと明確(?)にしたくなり、
その後こう伝えて「みた」んです。
『えっと~
。。。あ、英検1級を目指します』
気持ちを決めたというか腹を括ったというか、
無理矢理宣言して行動を縛ろうと思ったのでしょう。
でも、
その後コーチから発せられた言葉は意外なものでした。
まるで鼻でもほじるかのようにサクッと言われた一言。
でも、
そこで言われたことが僕の中で今でも頭にしっかりこびりついています。
そしてその一言はそれから1ヶ月以上、
僕に行動を起こすには十分過ぎる言葉だったのです。
「小田原くんさ〜別にそれはいいんだけど
それって本当に必要なの?」
一流のコーチングを受けた瞬間でした。
僕たちはしばしばよく考えて行動しましょうと言われます。
自分の頭でよく考えて、と。
もちろん確かにそれも大切なのですが、
時に自分1人ではどんなに考え込んでも限界がある時もある気がします。
逆にそうする事である事に縛られすぎてしまう事もあるかもしれません。
よっては勝手に行動を制限してしまうような思考になる事もあるわけです。
コーチングを受ける・学ぶメリットは枚挙にいとまがありません。
今回のように、そうした自分に「気付ける」ことでもあり、
自分が常識だと信じて疑わない事から一歩引いて見てみることもできます。
結果的に動けずに悩んでいたのにある一言で見方が変わって、
動けたり、とっても素敵なアイデアに繋がったりもする。
もちろん僕自身はそれによって今まで以上に
子供達やご家庭に時間を割けるようになったのは言うまでもありません。
コーチングは知るものでも
傍観するだけのものでもないと思います。
全ての人が継続的に体感し
学んでみる価値がそこには確かにある気がしてなりません。
【トラストコーチングスクール】
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