受験生はどのくらい勉強をやればいいのか?

受験生を見ていると、時に勉強時間の話題が話にのぼるようです。

それはよく三四郎(3,4,6)とかヨーロッパ(4,6,8)とか学校や塾でも言われたもので、

 

高2生は

平日3時間
土曜4時間
日曜6時間

 

受験生はそれが、
4時間
6時間
8時間

勉強するのが良い、というもの。

 

ですので、そこを基準に受験生は考えていきます。

 

ところで僕はほとんどの学生は受験は1年半あれば充分であると思っていて、それ以外は遊びや部活推奨派ですので、高2生の346は懐疑的ではあるものの受験生の468はなんとなくわかります。

 

 

ただ…です。

 

 

受験生としての道を選んで、ほんとにそれで受かると思いますか?

 

 

 

 

 

さて、冒頭の質問に戻しましょう。

受験生はどのくらい勉強すればいいのか?

 

はっきり言ってこうです。

 

 

 

 

 

 

夢に出るくらいやる。

 

 

これに尽きる。

 

それくらい何十時間でもやる。
起きている時間は全て勉強。
夢に出るまで勉強。

 

もう、言うまでもないです。

 

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起きてる時間は常に勉強します。
トイレも単語集持っていけばいいし、
イヤホンつけながらやれば用足せば良いし、
食べる時も英語のラジオとかリスニングとか聴きながらやればいい。(夜ご飯はご褒美として味わっても良いかもしれませんが)
駅までの徒歩はぶつぶつ英語のショドウィングにぴったりの時間ですし、
朝ごはんか昼ごはんも眠くなるし頭が働かなくなる可能性があるので無理に三食取らなくて良いですし、常に腹7分目でやめる。
テレビも一切見ない。
友達ともつるまない。
メールもやらない。

受験期に友情ははっきり言って要らないし、自分より頭の良い 一緒にいて刺激になる人が1人いればいい。
それ以外は足を引っ張る為にいるようなものです…悲しいけれど。
それがわかってもらえない人とは今後はたぶん縁がないので精算していいかもしれません。本当に必要ならきっとわかってもらえるし、わからせる事も必要だと思います。

 

 

 

これをストイックと呼びますか?

 

 

ただ、残念ながらそれが出来ない受験なんて挑戦じゃないですし、それなしに偏差値10以上上げるなんて夢のまた夢。

 

そう僕は思っています。
だってほんとに合格したかったから。

 

 

 

 

 

その中で それくらいやりこめると夢を英語で見るようになります。自分が喋る程ではないけれど、英語で情報が入ってくる感覚です。英語でストーリーが展開されていったりするのです。

数学なら夢の中で方程式解いてるし、
日本史なら毎日日本史の映像が流れてる。
文字通り睡眠学習。

 

それが一種の『やっている』バロメーターですし、それがいわゆる『努力』なのかもしれません。

 

 

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浪人した時の夏以降、僕は常にこう自分に問いかけていました。

 

『本当に日本一勉強してるのか?』
『まだ隙間時間あるんじゃないのか?』

 

 

愛読書は、『イチロー思考』 というイチローの名言を詰め合わせた本。

これを常に持ち歩き、少しでも弱気になる自分に出会ったら、それを読んで奮いただせては勉強していました。

 

 

津田恒美投手の

『弱気は最大の敵』

ではないですが、
弱気になる自分を最大に癒してくれるのが抜け目のない勉強であり、勉強している自分が一番のストレス解消だった気がします。
休むのが怖かった。だから休まない。

 

その代わり、睡眠はがっつりとる。
6時間でも7時間でも取る。

それ以外の起きている時間は全て勉強。

 

そんなの当然です。

 

 

 

 

 

ただ、それでも僕はビリギャルになれなかった。なぜなら、やる方向性や勉強の仕方がよくなかったから。

独学に固執していたし、他人の意見を全く聞かなかった。思いこんでいた。もっと効率の良いやり方はあったにも関わらず、完全に視野を狭めてしまっていました。

 

今はだいぶ受験を俯瞰的に見れるようになり、人によって成果や結果のでる勉強内容や勉強方法が変わる事を学んだ。
記憶に残る勉強法や五感(特に聴覚)を使った勉強法、アウトプット学習、そして何よりイメージ学習。

 

そこでの反省も含めて今はそんな子達にもっともっと生産性を上げて欲しいから、コーチ型教師という視点で時にアドバイスしたりフィードバックしたりしているのです。

 

全ては 受かるべく人が受かって欲しいから。

 

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以前、甲子園で全国制覇したチームのキャプテンが『緊張はしないんですか?』というインタビュアーの声に、こう返していました。

 

『緊張はしますけど、僕らは毎日タイヤつけたダッシュを練習後に50本くらいやったりとかして 吐くまで練習していました。「もう俺ら以上に練習やっている奴らいないよね?」が合言葉でした。それが自信になったんだと思います。』

 

 

それを受験に当てはめてみる。
本当にそれくらいやっていますか?
ライバルが喋っている時や休んでいる時にやっていますか?
やった気になってませんか?
今やった所をテストして出来ますか?

 

 

 

 

大丈夫だと思います。
勉強のやり過ぎで病気になった人とか聞いた事ないですし、少なくともそんな人周りにいません。

むしろ勉強すればするほど鍛えられます。
体力と知力は比例する。

 

大丈夫、まだやれる。余裕でまだやれる。

 

下克上合格はものすごい自信になります。まじで人生変わる。

 

きっと出来ます。

 

限界を設けず、とことんやりましょう。

2ヶ月くらい休みなしなんてやれる。

 

 

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コメント

  • コメント (1)

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    • りっちゃん
    • 2020年 10月 07日

    この記事を読んで少し泣いちゃいました((リアル
    私なんか6時間勉強できただけで喜んでいました。
    人間は限界なんてないということをすごく思い知らされました。
    英検や数検、塾の宿題、四谷大塚などわたしにはたくさんやらなければいけないことがあります。それなのにスマホばかり見ていました。
    わたしは「弱気」という最大の敵に戦って完敗していたんですね。
    これからはもっと勉強して夢にも出るまで勉強して親が「神レベル」とかって言っている東大理Ⅲに行ってやりたいです。
    本当にありがとうございました

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