大学受験を始める前に知っておきたかった事

僕は浪人して大学受験というものを1年半かけて体験しました。

 

本来なら高2からやるのがベターなんだろうけど、野球部のキャプテンをやっているという事を免罪符にして、新チームになってからはおろか高校時代はずっとテスト前でさえも全く勉強しなった…というかできなかった。

 

とにかく勉強が嫌で嫌で仕方なくて、試験前も「朝やるから」と言って23時には寝て、朝になって「やばい寝坊した、てへぺろ」とか言って試験を受けては、毎回最下位争いを繰り返していました。

 

当然と言えば当然すぎる結果。

 

ただ、その分野球ばかりやっていたし野球の事ばかり考えていた。それはそれで満足しています。

 

 

 

 

ところで、最近の中高生はほんとによく勉強する。

真面目だし、センスあるし、勘がいいし,,,見ていてほんとに自分の中高時代が情けなくなる。

ただ一方で、上手く点数を取り切れなくてすぐにセンスがないと諦めそうになる子達も沢山いるようにも思います。

もちろん、僕もそういう気持ちに何度もなったことがあったし、理解はできます。

 

ただ、ちょっと待ってほしいんです。

 

 

 

 

だから今日はそんな子達へ向けて書いてみたいと思います。

 

勉強内容や勉強方法はまた別の話として、とりあえず頭の片隅に入れておいて欲しい事。

悩んだらここをもう一度確認してみると良いと思います。

 

何か参考になれば。

そして是非、勉強が嫌いから、勉強が好き・勉強が楽しいへと変えてもらえれば。

 

 

1、新しくやる事は3回繰り返す

 

まず、人は絶対に忘れる生き物。

こちらは有名な理論です。

エビングハウスの忘却曲線

 

だからこそ最低3回は繰り返す事が大切なんだと思います。よく一度解いて理解できたから、と思ってそのまま試験に臨む子が多いけれどとんでもない。人はすぐに忘れてしまいます。特に僕は興味ない事はすぐに忘れる。だから最低5回繰り返すようにしていました。今でもそれは変わらない。

とにかく新しい項目は最低3回やる。それでようやく理解出来た事になる。1回で出来る人なんてほとんどいないと思います。いてもすぐに忘れるタイプの人。

だから常に何回でも繰り返す事。

これは野球で言えば素振りやキャッチボール、ストレッチと同じ。身体に染みこませる。

是非やってみてください。

 

 

 

 

2、何をするにしても常に自発的に

 

野球でも他のスポーツでもそうだと思いますが、日本一になるチームは恐らく 監督がいなくてもそれ相応の実力は出せるんだと思うのです。それはきっと皆が監督に依存せずに頭を使って監督主体ではなく自分らの頭で考えて、必要な計画を間違ってもいいから立て続けているから。思考(試行)錯誤を繰り返しているから。

それが勉強でもとても大事なんです。

言葉は悪いけれど、先生や監督はあくまで『道具』。

利用する事が大切だと思います。

そのスタンスが一番早く結果が出るのかもしれません。

 

 

 

3、成績が出るのは最低半年くらいはかかる

 

僕も何回も悔しい想いをしてきたし、それこそモノに当たったり、答案ぐちゃぐちゃにしてきたり、時に叫び散らしたり怒り狂ってきたことも何度もあったけれど、それでも不貞腐れながらも最後には前を向いて継続してきました。何度も自分の勉強のセンスを疑ったし、覚えられなくて、出来なくて病気なんじゃないかと思うくらいに思いながらも。

 

結果出ないのはほんと辛いけれど、でもそれを我慢してやれたら100%結果になるのが勉強の面白いところなんです。正しい勉強の仕方、自分に合った勉強方法でやれば必ずできるようになる。

 

成績爆発ポイントは必ずくる。その瞬間はたまらなく気持ちが良い。

そこまでやれるかどうかなんだと思います。

 

 

 

 

 

僕がもしまた受験生に戻るとしたら、まずはここを頭に入れて、淡々とやり続けてみようと思います。

長い長い階段を上っていくように上を気にせず一歩一歩歩んでいく事を心がけようと思います。

そうすれば少しは出来ない自分、ダメなんじゃないかと思う自分も許せる気がすると思うのです。

 

 

何か参考になれば。

 

そして是非僕を踏み台にしてどんどん成績を伸ばしてください。

 

そうなることが一番の僕の楽しみなんだから。

 

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