【夏休みの宿題を無事にやり終えた子に是非かけてあげたい言葉 】
~ 自己肯定感を無理なく上げてあげてあげる ~
夏休みもいよいよ終盤となってきました。
そして皆さんにとっても気になる子供たちの夏休みの宿題。
恐らく大抵の子達はまだ終わってないのかもしれませんが、
中には 今年の夏はいつになく頑張り、宿題をもう既に終わらせた子もいるかもしれません。
さて、
今日はそんな子に是非かけてあげてほしい言葉(質問)を紹介します。
以下2つです。
※表情は柔らかく、そして声も明るくかけてあげていただけると嬉しいです。
「お〜終わったんだね~よく頑張ったね。
じゃあ、今回の取り組みは1から10で自己評価をするとどれくらいになりそうかな~?」
※実際にはこんなこと聞かれたら違和感ありまくりで答えてくれないでしょうが、テキストでは伝わりにくいのでニュアンスだけ掴んで頂けると嬉しいです。
続けます。
さて、ここで上手に答えてくれる場合、彼らは適当に数字を答えてくれるでしょう。
(ここでは6と答えてくれたとします。)
それを踏まえたら、そこから1つ小さい数字を出してこう質問してみるのです。
「じゃあ、どうして5じゃないの~?」
そうすると彼らは5と6の到達度を明確に線引きして考えざるを得なくなります。
そして、その理由を考え 口にする時に5の到達度は確実に出来た事を無意識レベルで認識することになるのです。
それは例えば、
・いつも夜寝る前はスマホして寝るけど、今回は2日に1回は15分やってから寝たから。
とか、
・先生にわからないとこを聞いたから
とか、
・友達と遊ぶのを何回か我慢して勉強してみたから。
などなど…
昔の自分と比べて確実に出来た成果を認識できるようになります。
こうする事で
自分が以前に比べ頑張った事
ひいては、
やろうと思って出来た事
を意識化しやすくなり、自己信頼度や自己肯定感が増すはずです。
そしてそれが自信へと繋がっていくのです。
(トラストコーチングを受講された方にはお馴染みの理論ですね☆)
ただ、注意してほしい事が一点。
それは、あくまでさりげなく聞いてあげる、という事です。
理想は、新聞や雑誌を読みながらあえて目線を合わせずに、一作業の「ついで」のような形できいてみます。
もしくはお茶碗や洗濯物を畳みながらさりげな~く、
でも優しく、
あくまでつぶやきのような形できいて頂けるとうまくいくと思います。
おさらいです。
上記の会話の流れで質問するメリットはこの2つです。
1つは
彼ら彼女らの自分自身を信頼する力(自己肯定感)を育める事。
つまり、自分がやろうと思ってできたことを
知らず知らずの内に認識しやすくなることで、
今後も自分がやろうと思った事をとりあえずやってみる、と行動に移しやすくなります。
そして、もう一つ。
決して押し付けているのではなく、自分自身で勝手に気付けるようになる事。
すんなり良いラベル ≪出来ない自分ラベルをはがし、飛躍する≫
を貼れるようになるんだと思います。
せっかく頑張って出来た夏休みの宿題。
是非 自他共に認めてあげられると良いですね。
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