模試や重要問題集などの今までに間違った所をかき集め、それをひたすら解き直し、理解する事。
これにつきます。
誤解や批判を恐れずお話すると大学受験って「オセロ」みたいなもので、
結局、決められた個数を時間内にいかに多く自分の色(出来ない→出来る)にしていくかなんだと思うのです。
それが9割近く自分の色に出来れば東大だし、
8割5分なら早慶、とかそんな感じだと思ってもらえればいいと思います。
いかにこの
【黒→白に変える作業】
を決められた時間内で多くやったかの戦い。
それを「はい、一丁上がり。」
って感じで淡々と出来るかどうか。
それで、肝となるその作業が何かというと
【間違った問題→克服】
です。
成績がうまく伸びていかない受験生のほとんどが陥る一番の問題は、
これをやらずに済ませていく事です。
現役時代の僕がそうでした。
解説みてもわからない問題や模試で間違った問題を先延ばしにしたり、見て見ぬ振りをする事。
それはつまり、
色んな参考書に手を伸ばし、
出来が悪ければ更に違う参考書に手を伸ばし、
とにかく自分の今の拙い知識で奇跡的によく解ける問題集に出会うまでそれらを繰り返してしまう事でもあります。
そんなのオセロで言えばもともと自分の色なのにまたわざわざひっくりかえして
また更に戻す、
ということを永遠に繰り返しているようなもの。
これでは、
いくら毎日何十時間もやっていてもいっこうに成績は伸びていきません。
自己満足の勉強しかやっていないからです。
極論すれば、合ってる問題を解くなんて時間の無駄なんだと思います。
この時期にきたらそう思う事があっても良いかもしれません。
『時間がもったいなかった』
と。
とにかく1日1日を、今までに間違ってきた問題だけを解く時間に充てて欲しいんです。
今日は20個 昨日出来なかった事が出来るようになった。
そんな感覚。
そうする事でしか伸びていかないのかもしれません。
確かにこれってめちゃめっちゃ辛いししんどいしきつい…
時に何も信じれなくもなるし、
辞めようと思ったり、悔しいの連続。
もう自尊心もプライドも無くなるし、時に発狂しそうになる。
でも、
それさえやれば上がる確率の方が圧倒的に高い。
なぜならそこまで徹底して 【間違いの克服】だけに明け暮れている受験生はまだ稀ですし、それに気付きさえすれば 日々の勉強の質が大きく変わるから。
そういう意味では 今の大学受験の一般入試は恐らく誰もが均等に「努力」が報われやすい戦いでもあったりするのかなとも思います。
才能なんて関係なくて大切なのは、やる方向性。
そしてやったかやらなかったか。
ただそれだけ。。。
残り4ヶ月…
身のある勉強を積み重ね、是非逆転合格を勝ち取って下さいね☆
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