『おだっちってさ、本を読む時って頭の中に音ってどう鳴ってる?』
最近、同年代の最もリスペクトするとある友人に そんな質問をされたことがありました。
咄嗟に質問され、なんと答えて良いかわからなかった僕は 大体のイメージでこう答えてみました。
『う〜ん、どうだろう。。。
小説の時は鳴ってるけれど、実用書の時は鳴ってないんじゃないかな…?』
今までそんな事 質問された事なかったし、意識もしたことなかったのであまり確証をもって答えたわけではないのですが、
それを踏んでか 彼は続けてこう伝えてくれたのです。
『なるほどね~
いやね… 俺は全部音が鳴ってるんだよね~全て。』
彼は とても努力家で とある最難関資格模試で全国トップを取った事もある程 知識を問う勉強に関しては頭一つ抜けている人。
そんな彼は別にあてつけがましく言ったわけではきっとなくて、単純な好奇心やディスカッションという目的で話してくれたわけなのですが、そんな彼の言葉に僕自身ハッと気付かされるものがありました。
そしてそれは、
最近なんとなく気がかりだった実用書で目に通した事を上手く理解出来ていなかった自分への大きな気付きへとなっていったのです。
プロゴルファーのタイガーウッズは かつて 専属のコーチに、
自分が調子の良い時に無意識にやっている何気ない仕草やクセなどを書きとめてもらったりしていたといいます。
それで いざ調子を崩した時に、
自分が調子が良かった時に無意識に行っていた自分の動作を再度コーチに共有してもらい、自分の「行動」から先に調子の良い「動作」へと戻していったというのです。
ところで僕達は普段 それこそなんとなく調子の良し悪しを体感し、それこそなんとなく生活してしまっているのかもしれません。
なんとなく調子がいいとか
なんとなくうまくいかないだとか…
それこそ それらの「原因」を考えてみることをせずにあるがままに起こる事象を受け入れ「すぎて」いるのかもしれません。
でも、ふと考えてみると これはとてももったいない事のようにも感じてしまいます。
ルーティーンや占い、願掛け…等
昔から僕達日本人はそれなりに 「頼る事」をしているのかもしれませんが、
それ以前に、自ら上手くいく方程式を『知っている』というのは、もしかしたらすごい武器かもしれなくて
たとえばそれは、
仕事が捗った時や勉強が出来た時や上手くコミュニケーションが取れた時、
その要因として背景にどんなものが挙げられるのかといった事をある程度把握している事は、物事を上手くやる可能性を大幅に上げてくれる気もします。
それは例えば、
前日に23時に寝たとか
「ありがとう」と「ごめんね」を出し惜しまなかったとか、
朝に運動をした、トレーニングをした、
朝ご飯を「食べなかった」とか
白湯を飲んだとか。。。等
そんな些細なことでもいいと思います。
無意識にやっている 色々な要素をふと立ち止まって観察してみる。
もしくは親しい人に聞いてみるのもいいかもしれません。
無意識を意識化してみるのです。
そうする事に 今の生活をほんの少しだけ快適に、
そして より楽しく過ごす事が出来るヒントが見つかるかもしれません。
鍵になるのは、
得たい結果を得るための【自分だけの方程式】を一度見直してみたり、確認してみる事。
もしくは、 【知る努力】をしてみる事。
何か参考になれば嬉しいです。
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