コミュニケーションとセットアップ

 

ーー コミュニケーションがうまく取れないーー

 
そうひとくちに言っても、コミュニケーションについて色々な切り口から語られる事が多いので、僕達は時に何をどうしていいのか迷ってしまう事が多いのかもしれません。

 

今では ハウツー本も数多く売られ、その中の1つや2つを試しては あれはうまくいく、あれはうまくいかないと、簡単にジャッジしていく傾向も多いようです。

それらは色んなシーンで見受けられ、

子育てから遊び、恋愛やビジネスまで…

人との関わりがある限り、コミュニケーションについてのこのハウツー本に書かれたスキルは 人気者。

 

それほど コミュニケーションのあり方や取り方は僕たちを悩まし続けているようです。

 

 

ただ、それらは時にうまくもいくしうまくもいかないときもある。

それはいったいどうしてなのでしょう?

 


僕は コーチング という、 人の目標達成や自己実現をより効果的にサポートする事ができる専門的なコミュニケーションスキルについて 知っています。

 

もちろん だからと言ってコミュニケーションに関する悩みがないわけではなく、

むしろ知識がある程度あるからこそ 時に色々 背後の要因に気付いてしまう事もあったりなどして、そこにしばしば葛藤する事もあります。

又は、時に自分自身の感情が乱れてしまったり表に出てしまう事もある。

 

ただ、それは別にたいそうな問題ではなく、
単にそんな時は『感情の乱れ』を落ち着かせ、その知識を以ってして、自分の縛られてるものを棚卸しながら心を整えていけばよいだけなのかもしれない。

 

そこに変な意味づけや思い込みはあえてしないようにする。

 


ところで、誰かとコミュニケーションを取るときに、僕が無意識に気にしているのは 以下3つ。

 

《自分》
《相手》
そして、

《僕と相手との間に流れている時間や環境》です。

 

 

 

僕はコーチングをさせてもらう時、

それが生徒さんであれ、
大学生であれ、
起業家さんであれ、
経営者の方であれ、

その3つにアンテナが立っている気もします。

 

 

 

自分に対する意識

心が穏やかであるか?
怒りや悲しみ、喜び含めて 感情が飛び出過ぎていないか?
コンプレックス、嫉妬はある程度管理できているか?
自分の思い込みをいつでも外せる心の余裕はあるか?
…など。

 

主に自分自身がなるべくフラットな状態である事。

 

 

 

相手に対する意識

心の状態はどうか?
何に喜び
何に悲しみ
何に心が向いているのか。
同じように縛られてるもの、価値観、コンプレックス、嫉妬はどこに向いているのか?
どう思って欲しくて、
どうされたいのか?
何を観ていて
今はどんな事に注意がいっているか?

…など。

 

自分と相手との関係性も踏まえて、なるだけ最初の時間で 今度は相手がフラットではなく デコボコな心理状態を出してくれるように リズムを整えながら 観ていく事。

コミュニケーションを取ること。

 

環境に対する意識

相手にとっても自分にとっても良い環境ができているか?

それは単に世間一般でいう居心地の良い環境では決してなく、2人にとっての居心地の良い時間が流れているかどうか?

それは五感を研ぎ澄ませることが求められる。

 

 

 

僕はコーチングを始める前にこの3つを無意識に観ているようです。
これは単にセットアップ という言葉で片付ける事もできるけれど、

でも僕はこの3つを意識したセットアップだけで だいぶコーチングができるんじゃないかとも今では思っています。
質問しなくても、
更に言うと、何も言葉を話さなくても

コーチングできる状態ができあがる気もするのです。

 


コーチングは必ずしも質問やフィードバックやリクエストをしないといけないわけではなくて、

また、何かに力んでエネルギーを注入するわけでもなく…
アドバイスをする事なしに 相手がありたい自分の姿に向けて 自走できる(自走したくなる)環境や心を整え続けてあげる事が求められます。

 

まずは それが大切な人を応援できる基本であり、最も重要なのかもしれない。

 

今の僕はそう感じているのです。

 

 

 

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