【〜作戦会議②〜】

前回は
大学受験において偏差値を10以上上げる中で、理解しておきたい
『受験レースがどんな戦いなのか』
について書きました。

今回はそれを踏まえて、
その中できちんと成果を出す為に考えておきたい3つのアプローチについて書きます。
当たり前の事もありますが、まずはこれをしっかり理解すると、
身につきにくいがむしゃらな努力をせずに済みます。
当時の僕自身にまずは伝えてあげたい事です。

さて早速ですが、
その偏差値が10以上違う相手との差を縮める上で大切な3つのアプローチは以下です。
①勉強時間を増やす
②単位時間内の生産量上げる
③斬新な方法(やる気をコントロール含む)でやる

《勉強時間を増やす》
ご存知の通り、ライバルでもある彼らとはまず圧倒的に勉強時間が違います。基本的にはここを彼等と同じにすれば、
彼らに近づき、追い越す事は可能だったりする事もあります。まずはどうしたら勉強時間を増やせるか?を日々考えながら生活していくといいと思います。
隙間時間の活用•作業興奮•得意教科だけやる等、
ここはやる気とも関連してくるので、
やる気に関しては今後まとめて書くとします。
まずは大学受験突破の為に 1日24時間内でいかに越えないといけないライバルたちと同じだけ勉強できるか。
これを考えてみましょう。
一つヒントを出すと、入試間近には同じだけ勉強できるようになる、という頭や心理のメカニズムです。

《単位時間内の生産量を上げる》
これは1時間当たりの勉強時間内で得られた知識量を増やす、という事です。
例えば同じ1時間の勉強時間でも1時間あたり英単語を100個覚える子と10個しか覚えられない子がいるとすれば、後者の子は更に9時間多く勉強しないといけません。
なのでこの1時間あたり自分はどれだけ知識を増やせたか、に常に意識を向けておくことが大切です。もちろんこれは暗記力や理解力、好きか嫌いかといった意識でコントロールするのが難しい部分の事ではありますが、
例えば3分や5分といった短い時間で集中してやるサイクルを1日の色んな時間に散りばめると効果的だったりします。

《斬新な方法(やる気をコントロール含む)でやる》
これはリスクがあることでもあったりしますが、一気に追いつける可能性も高いです。マリオカートでいう裏道、抜け道といった感じです。最初に差が開いてしまい、皆とは同じ「道路」で勝てそうにないなら、違う「道路」で走る事を考えます。
例えば 英語に関しては、
中学文法まで理解できれば、その後は英文を読む代わりにオーラルコミュニケーションに切り変えることで圧倒的に早く身につきます。授業よりも高校にいるネイティヴ講師と仲良くなって毎日10分だけでも英語で雑談しましょう。先生も嬉しいに決まってます。何より楽しい。2.3ヶ月もしたら「無意識」が日々の生活の中にある英語をキャッチし、「無意識」が英語の勉強をし始めます。そのうち英文や英語の音を聞くのが好きになります。そうなってから単語集1冊、文法•構文イディオム集1冊を暗記できるような計画を入試から逆算した残り時間で立てます。そんな生活を続けていたら1年経たないうちにライバル達を追い越してる事でしょう。
とにかくここで大切なのは、皆と同じやり方で勉強しない、という事です。皆がやってる以外の事で勉強の実力をつける という事です。
複雑に思える受験勉強をシンプルにしていくために色んな分野からヒントを得る事です。スポーツをやっているなら、そこから力がつく「やり方」を勉強に応用するんです。
そうする事でやる気を自分でコントロール出来るようにもなっていきます。

以上の3つをまずは“受験レース”に参加する前に理解しておきましょう。
成績が上がるのはこの3つのどこかが変化したからでしょう。

さて、
この“受験レース”ですが、
実は子供達が好きなあるゲームに似てたりします。この“受験レース”で走り続ける為には
そのゲームのイメージは結構大切であり、時として励みになります。

次回はそこを絡めた話です。

《次回へ》

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