《〜学校と塾の役割①〜》

前回は、
受験をポケモンに例えてお話しました。

今回からは複数回にわたり、
塾と学校の大学受験における役割について話していきます。
が、その前に
今日は成績が確実に伸びていく
「公式」について話してみたいと思います。
がむしゃらに勉強してるのに全く成績が伸びないのには理由があり、
この公式を理解する事でその理由がわかります。

 

ところで,
世の中には『お金持ちになる』ための本が山のように売られています。
お金持ちになりたい
というのは 皆が一度は必ず考える事ですが、
実はこれらの本質的メッセージはほんの3つしかなく、
たった2行の世界一簡単な公式で表す事が出来るようです。

 

資産形成=(収入ー支出)
+(資産×運用利回り)

 

基本的にお金を増やしていくのは

 

「収入を増やす」
「支出を減らす」
「持っている資産を高い利回りで運用する」

 

の3つしかありませんので、
お金持ち(=純利益を増やす)になるための沢山のハウツー本は、これらを手を替え
品を替え説明しているだけのようですね。
さて、
実はこれは受験に関しても同じように言うことができそうです。

 

書店に行くとこれまた山のように受験参考書があり、
更に学校や塾へ行くと色んな教科書や参考書、
そして様々なアドバイスをされ混乱させられます。
しかし、受験も本質的メッセージは少なく、
やる事も至ってシンプルでこれまた同じように簡単な公式で表すことができます。

 

成績UP=優良教材×やる気
×適切な勉強法×教材(間違えた問題)を繰り返した回数

 

勉強は言葉と同じで、
時間をかければ誰でもできるようになるものですが、
時間が限られている受験では効率的 且つ 合理的に勉強していかなくてはなりません。
その為には頻繁に試験に出るエッセンスが詰まった「優良な教材」選びは必須です。
例えば、英文法に関しては
ある一定数の頻出問題(構文含む)を丸暗記してしまえば、
どんな問題が来ても8割は切らなくなります。
それくらいパターンが決まっているんですね。

「やる気」に関しては言うまでもない事ですが、
例えば自分でやる気をある程度コントロール出来るようになれば、
成績を自分でコントロールする事も可能になってくるでしょう。
ただ、それが出来れば苦労はしないというのが大勢の人の考え。
もちろんこれにも解決策があり、ここは僕の専門分野なので、
今後少しずつ話していくことにします。
そして最後に「勉強法」
どんなにいい教材を使いやる気があっても、
勉強のやり方がよくなければ結果が出るのに時間がかかりすぎてしまいます。
真面目にコツコツ勉強してるのに成績がなかなか伸びない子というのは大抵ここに問題があって、
そこを変えるだけで飛躍的に点数が伸びることもしばしばです。

 

さて、

究極的にはこれら三要素を限りなく突き詰めていけば志望校突破は高確率でうまくいくわけですが、なかなかそうはいきません。
自分一人でやれる能力は限られているからです。
つまり学校や塾の存在意義は、ここの「補完」にあります。

 

次回はいよいよ
具体的な学校や塾の役割について入っていきます。

 

 

参考書籍
【 となりの億万長者ー成功を生む7つの法則】(トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・ダンコ/著)
【お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015】 (橘 玲)
【ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161】 (三田 紀房)

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