【受験に挑む子を持つ保護者の方の3つの役割】

保護者の方の役割で大切な事は、

恐らく細かいことを言えばたくさんあります。

ここでは、

教育者としての立場から

特に大切な事を3つだけお話します。

少し辛口になってしまうところも

あるかもしれませんが、

ここまで意識が擦りあうと、

教育者と家庭がチームとして戦うときに

とても強いと思います。

また、

もちろんこの大切な事は

これからも更に変わってくる可能性もありますので

その都度お話していきたいと思いますが、

まずは現段階で

これらの事を頭に入れておいて頂けると幸いです。

 

①子供がワクワクする目標を一緒に立てる

 

一番わかりやすいのは遠足ですね。

遠足に行っている間って凄くワクワクするし、

数日前から気持ちが高ぶるわけです。

目標も同じです。

それを達成したら嬉しいもの設定するのが

一番やる気が出るのは言うまでもありません。

そしてそれは今の自分の延長線上にないもの

今のままでは到底達成できないものがいいでしょう。

それをなし得た時の自分を想像すると

少しにやけてしまうくらいのものがいいと思います。

そして目標が決まったら、

そこからが親として大事な所です。

それは、

到底無理だと現時点で思っていても、

まずは信じてあげる事

一番身近な人に信じてもらえなくて

子供達が困難な目標に立ち向かえるわけがありません。

子供の可能性は親の想像力で決まる

と言っても過言ではありません。

それだけ彼らのポテンシャルは大きいと

信じてあげる事が大切だと思います。

そして言うまでもなく、

受験で奇跡を起こせるのは

親の方もそれを心から信じている時。

是非

自分の想像の枠内に

子供の目標をとどめないであげてほしい

というのがまずは1つです。

 

②子ども自身に決断をさせてあげる事

 

高校生にもなればある程度、

コトの分別はつきます。

そして、

社会で生きていくためには

自分自身で決断していかないといけない事ばかりで、

これには然るべき量の訓練が必要です。

是非自分で決断させるように

してあげて頂ければ、と思います。

失敗させる環境を

たくさん作ってあげてください

もちろん、メリットも沢山あります。

人は自分で決断したことには責任をもちやすいんです

だから自発的に目標に向かうようになります。

選択肢とそれに伴うメリットデメリットを

なるべく多く保護者の方が用意してあげて

子供達自身で、

決断とそれに伴う行動をさせてあげてください。

そしてここで重要な事は、

それをしたがらない目標のものは

本人が実は望んでいないものだったりします。

もしくは暗に自分の憧れの目標を

押し付けてしまっている事もあるでしょう。

そしたら再度①に戻って、

ワクワクする目標を設定し直して

欲しいと思います。

 

③信頼出来る先生や教育コーチをつける

 

これはポジショントークにもなってしまいますが、

やはりその子や家庭全般の教育専門家

並びに教育コーチというのは

必要だと感じています。

地元のかかりつけ医の立ち位置

とでも言うべきでしょうか。

教育は誰でもできることですが、

目に見えない分

間違った方向に行っても気付かない場合も

時にあります。

また、親や子の関係だと

距離が近すぎる分、

更にどうしても素直になれなかったりで

うまくいかない事も沢山あると思います。

目標設定一つを例にとっても、

保護者の方の目標が

子供の目標になってしまう事も沢山あります。

そんな時に

第三者としての意見は、

より本質に迫る事ができ、

物事がスムーズに進みやすくなります

何より

子供達の本音を聞きやすいポジション

だと思います。

会社で例えると社外取締役のアドバイス、

といったとこでしょうか。

学校の先生でも部活の顧問でも塾の先生でも

誰でもいい思います。

自分なりの基準で、

信頼できる第三者としての

「教育者」の意見を定期的に聞いて

頂ければ、と思います。

 

 

以上の3つが教育者の立場として

保護者の方々に頭に入れておいて

頂けたらいいな、と思う事です。

そして、

この3つの事も含めやはり一番大切なのは、

子供達の

そのワクワクする目標に向けたチャレンジを

信頼し、

これで失敗したら

自分も一緒にゼロからやり直そうという

覚悟を持って子供と接する事

だと思います。

そして、

それは必ず子供に伝わり、

その信頼に子供達は必死に

応えようとしてくれます。

最後まで可能性を信じ続けてあげていただければ、

と思います。

僕自身もその覚悟に沿うサポートを

これからも引き続き行っていきます。

 

 

では、

次回からは具体的に、

大学受験に向けた勉強について

ストーリー形式で書いていきます。

 

 

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