例えば、僕達の行動を止めているもののひとつに
曖昧さ
というものがあります。
普段なにげな~くわかっていること・理解していると思い込んでいる事を、
あえてふと立ち止まって突き詰めて考えてみると
「あれ?」と思う事がありますよね。
それです。
そこをあえて考えてみるんですね。
深堀りしていくんです。
たとえば僕自身、
意欲はあるのに学校の点数が伸び悩み、悶々としている子には
そうしたアプローチを時に行ったりします。
そもそも彼らは長年、
学習における成功体験が欠如しています。
なので、概して自分には無理という気持ちが頭にこびりついてしまっているんですね。
まずはそれらをはがしてあげる事が必要です。
手順として、まずは彼らの話を「きちんと」聴きます。
話してもらいます、好きなだけ。
そうすると必ず「あれ?」と思う事があります。
『その結び付け方って結構無理ない?』
みたいな事が所々出てきます。
そのときに、
「ねーねー、それってどういう意味~?」
「~の思うこの意味ってどういうこと~?」
のように掘り下げていくんですね、あえて。
具体的になるまで。
そうすると自分自身でもあやふやにしていたり思い込んだりして
見過ごしていた事に気付いたり、閃いたりするんです、彼ら自身で。
「あ、そっか。」
「あ、確かに…だったらこうしてみよう。」
と。
それが結果的に
彼らの自発的行動ややる気に繋がっていきます。
曖昧さ、あやふやの理解
相手だけでなく、自分自身もあえて考えてみると新たな発見があるかもしれませんね。
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