コーチングは発見されたもの

 

コミュニケーション学の専門家で心理療法家のポール・ワツラウィックは

かつてこう述べたそうです。

 

人は なんらかのコミュニケーションをせずにはいられない。

 

どんな言葉を話すかだけでなく、

どんな行動を取るのかにしても 全てはコミュニケーションの一環であり

人はコミュニケーションをしないでいる事の方が不可能だ、

という事のようです。

 

さて…
これは私達に大切な事を教えてくれるかもしれません。

 

 

 

例えば部下やアルバイトの才能をうまく引き出しているような上司が

現場で実際にどのような会話や行動を取っているのかを観察してみると、

ある「パターン」があるようです。

つまり、

そこにはほんの少しだけ違った「コミュニケーション」がなされていて、

意識的にも無意識的にもそれが人を「伸ばしている」という事実がある というわけです。

コーチングとは、

正にそうした人を育てるのが上手い方々が無意識に行っている事を標準化し

ひいては体系化した学問だったりします。

 

 

 

たとえば

ある販売代理店でマネージャーの方が販売員にある声をかけていた時、

たった一文字だけ語尾を変えただけで売上が一気に変わったといいます。

一見すると、言葉自体はさほど変わらないでしょう。

ただ、

その1文字が人の気持ちを鼓舞していくのかもしれないということを

この事例は見事に教えてくれています。

そして、

それはきっと僕達が 言葉から与えられるイメージや世界観によって

いろんな影響を受けている事の『証明』なのかもしれません。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP