先日、元政治家の田村耕太郎さんの記事にハッとさせられることがあったので、シェアさせてもらいます。
子供の「口癖」に背中を押される
「That’s nothing!」。今行っている学校、先生の教えだと思う。これそ究極の非認知能力育成だろう。娘の口癖が変わった。それに驚き刺激を受けた。スポーツや遊びでもどんどん難しいことに自ら挑戦しようとする。私が「それちょっと難しいんじゃない」といった時の彼女の反応。「そんなの”That’s nothing”っていうんだよ」「”難しい”じゃないよ。”Nothing”っていうんだよ」といってチャレンジしていく。
少し前まで「怖い」とか「できない」とかいっていたのに。今の学校の幼児の教育方針の柱の一つが「自信を持たせる」というものだ。先生や友達からそう言い続けられ、何かを達成したのだろう。
私はというと、難局に出会うと「やばいな」とか「ダメかも」とかいっている。そんな時、娘から「Nothing!」と言われている気がするようになった。ガッツをくれてありがとう。
ところで高校生の時 僕には 勉強で難しい問題に突き当たったときに咄嗟に出てしまう
「うわっむずッ!」
って言葉がありました。
数学や英語なんかでつまづくたびに毎日のように使っていた言葉。
そして、
その時に僕の頭の中でイメージとして描かれていたのが
『解けないで投げ出すイメージ…』
『次に行くイメージ…』
『人にやってもらうイメージ…』
というものでした。
大学に入って、がむしゃらに英語を勉強して克服したり、その次の留学というステップを経験したりして少しずつ自分の中で勉強に対する成功体験を積んでいくに従って…
(もちろんその間もこの「うわっむずッ!」という言葉は変わらず使っていたわけだけれど…)
唯一変わった事があった気がします。
それは、
この言葉を発した時の僕の脳内イメージ。
かつてはあんなへっぴり腰のイメージだったけれど、今では何かを新たに学ぶとなって 難しいなって思っても
『ま、意識しとけばそのうちフッとひらめくでしょ…』
というゆるいものに変わっていました。
自然に変わったのか、はたまた変わるべくして変わったのか。
今でもどうもよくわからないけれど、結果として かつてはあんなにアレルギーがあった勉強全般に 1ミリも『出来ない』というイメージが沸かなくなった。
もちろん 世の中にはまだまだ難しい学問が沢山あるわけなのだけど、難しい問題に対するハードルが一気に上がったのは、この『口癖』や
それに付随して起こる脳内イメージの変化 ひいては勉強に対する『捉え方』の変化だと思います。
生徒の子達には、
ここで話されているthat’s nothing…かっこいいし勧めていこうとそう思っています。
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