子供達の口癖を観察してみる ということ

先日、口癖についての記事を書きました。

 

【勉強】【教育】無意識に使う口癖に気をつける

 

 

僕は主に高校生を対象にした勉強の指導【オーダーメイド個別指導】をさせて頂いていますが、中学生や小学生も限定的にですが指導をさせていただいております。

 

 

その中でも小学生の子達というのは特にこの変化を感じ取りやすい年代だと、僕自身は感じています。

そして、僕の中で最も取り組みやすく 且つ より変化がわかりやすい指標がこの「口癖」だったりします。

 

 

 

 

彼ら彼女らはおしゃべりする事が大好きなので、話を聞きながら第三者の立場としての観察に重きを置いて見ていると、

隅々に内面を映しだしてくれるような「言葉」がひょっこりと顔を出してきます。

そこでの その無意識に発せられる言葉は、ある事柄への彼らの内面を如実に表してくれて、

それらは時に勉強や習い事、友達、親御様との関係性や思い などにも波及しているようにも伺えます。

そこで一度 僕自身の価値観に照らし合わせて、

気になる言葉を子供達にも保護者の方にも一度「問い」としてタイミングを見計らって

「さりげなく」彼ら彼女らに伝えてみたり、提案してみます。

 

そうする事で一度そのことについて考え始めて頂けるので、

結果として擦り合わされていき、

ひいては抱えていた親子間のわだかまりがなくなりより良質な関係性へとつながっていくのかなとも思います。

言葉尻や言い回しなど 本当に小さなことなのですが。。。

 

 

 

口癖は、きっと子供達の置かれている「環境」で決まるんだと思います。

 

罵りや汚い言葉、愚痴、怒りといった言葉が飛び交う環境で育てば、自ずとそうした言葉を選択し そのように育っていくのだろうと僕自身は思いますし、

希望や優しさ、気遣い、期待、前向き、喜びといった「綺麗」な言葉を使う、
引いてはそれらの言葉が飛び交う環境で育てば、自ずとそのような言葉を選択し、そのような脳内イメージを常に描きながら日々生活するようになるんだと思います。

結果として、 それが習慣となっていくんだと思います。

 

 

 

唯一 言葉を扱う事のできる僕達 人間は、

見方を変えれば そうした言語空間から逆に逃れる事は出来ないのかな と僕は思います。

 

 

ならば その言語空間を意識的に変えていく事で

自分自身を楽にしたり 挑戦しやすい環境に変えていきたいな とも考えているのです。

 

 

これから先、どうやってその言葉という道具を良い方向に使っていくのか。

 

 

そんな事をふと考える初夏の昼下がりです。

 

 

 

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