私立大学入試も大詰めを迎えています。
上旬に入試があった大学では続々と合否の結果も出てきているようで,
その中で上位校を狙う受験生の皆さんは、できれば一つや二つ ここで合格を押さえておきたいところなのかもしれません。
さてそんな中、保護者様からしてみましても彼ら彼女らと同じように合格を期待している中で、
子供達には合格でも不合格でも 次の入試に向けて前を向いて これからの入試に全力を注いで欲しいと思っているのかもしれません。
今日はそんな、「結果」が出た時に注意してみたいコミュニケーションについて書いてみたいと思います。
何か参考になれば嬉しいです。
受験でもスポーツでもなんでも。
子供達のなんらかの結果が出たときに少し意識してみてみたい事。
それは、
自分の判断基準を押し付けないこと。
なのかもしれません。
どういうことでしょうか?
例えば、いい結果が出た時。
僕達は時に「よかったね」と伝える事が多いと思います。
もちろんそれはそれで良いものの、
その結果に対するこちら側の価値観に基づく判断までしてしまうと、
もしかしたらもっと上を目指そうと考えていたり、
はたまた
実は小さな失敗をしていてそれを修正してもっと次は頑張ろうと思っていた気持ちを萎えさせてしまうかもしれません。
それだとなんだかすごく勿体無い。
又、失敗した時。
僕達は自分自身の悔しい高ぶった気持ちもあいまって、無理くり前を向かしてしまうこともあるかもしれません。
もちろん、人によってはそれが効果的なこともあるかもしれませんが、
一方で それだとどうしても頭の片隅に引っかかったまま「走らせてしまう」ことになってしまい、全速力で走らせてあげることができなくなってしまうかもしれない。
なぜなら、
僕達はとある出来事や事象に対して なんらかの「捉え方」を付加して 初めて行動するものだからです。
そこがあやふやな状態ではいずれ迷いが生じやすくなる。
一緒になって喜んであげることや悲しんであげることは確かに大切かもしれませんが、
と同時に。
再度 相手が行きたいと思っている『ゴール(目的地)』はどこなのか?
そのゴールに向けて今回の結果をどのように捉えているのか?
を再び聞いてみてみると 幾分か良いコミュニケーションが取れるかもしれません。
時に 結果を受けて、いくらかそれが変わってる場合が多いにあります。
まずはそのステップを踏んでもらうことが受け手からしたら嬉しかったり安心したりするのではないでしょうか。
結果が出た今、
その結果を相手がどう捉えようとしているのか?
もしくは どう捉えたいと思っているのか?
賞賛しつつも相手に一度尋ねてみる。
もしかしたら相手も考えていなかった答えや考えに気づき、その後も流れを止めずに走りきれるような心の状態を作ってあげられるかもしれません。
まとめます。
→今回の結果を今、どのように捉えていますか?もしくは、どう捉えたたいと思っていますか?
→仮にこの結果を◯◯と捉えるとしたら、どんな学びがありそうですか?
まだまだナーバスな時期が続きますが、共に支えていきましょう。
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