最近本当によく質問されます。
年頃の男の子を持つお母様方に『男の子の接し方』について。
学術的な事や系統立てた説明までは残念ながらできません。
でも、お悩みになられるの凄くわかります。
だって、
僕自身も何をやってほしかったとか思い出せないですもん。笑
強いていうならほっといて欲しい…。
一方であの時の生活で、1つだけ覚えてる事があるんです。
それは
美味しい母親の手料理が大好きで、
それこそ夢中になって食べていた事
正直な話、当時は部活や友達と馬鹿をすること
そして
いかに女の子の目を引くか
ばかり考えていて、母親の事を考える余地すらありませんでした。
とはいえ、
どんなに学校が楽しくても
そしてどんなに憂鬱でも、
母親の手料理だけは夢中になって食べていた…
いや、食べずにはいられなかった気がします。
母親の手料理を食べる事こそが、高校生活を輝かせる一番の軸だった気がするんです。
今思えば、本当に大好きだったんだなって思います。
母親の手料理と
辛く当たり散らしてしまっても黙々とご飯を作ってくれる母親の背中が。
そして、母親の手料理こそが男の子にとって一番欲している
「愛情の形」なのではないでしょうか?
これはあくまで持論なのですが、
たとえば高校生の男の子がなかなか家に戻らないのは
それはきっと狩猟民族時代の名残り というか
一人前に「狩り」をするために修行を積んでると思えばいいのかもしれません。
少し寂しいけれど、一人前になる為の通過儀礼というか
修行なんだなって。
どんなに頑張っても一旦外に「狩り」に出たら戻らないですよ、
というか戻るわけには行かないですよね。
だって、そこを通らないと「生きていけない」わけですから。
本能がそうさせるんだと思うのです。
今も実家に帰る楽しみの一つが母親の手料理なのは間違いないです。
年に最低1回は、それこそ飛行機代くらいしてしまう東京の高級レストランよりも
食べたいと思うのが母親の手料理なんじゃないでしょうか。
もちろんそれはきっと僕だけではないはず。
男の子の接し方に悩む全てのお母様方へ。
いろいろと不安になったり落ち込んだり、迷ってどう支えたらいいかわからなくなったら、
とりあえずこう腹を決めてみてはいかがでしょうか。
《息子の世界一のシェフを極める》
ちょーーーー唐揚げ食べたくなってきた。
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