ラベリングとセルフイメージ

例えば今ここに2本のコーラが

あるとします。

コカコーラとペプシコーラ。

ただし、

ラベルが剥がしてある状態です。

きっとよほどなコーラ好きじゃないと

飲んでその味の違いは

わからないでしょう。

でも、

ラベルが貼っていて、

それぞれを飲み比べると

なんとなく違いが

わかるものですよね。

あ、ペプシはこんな味の方か、と。

さて、

ここで重要なのは

その『ラベル』が

その「中身」を決めるのに

多大な影響を

与えてしまう、

という事です。

 

 

子供達は皆

成長していく中で

色んな『ラベル』をつけられて

いきます。

それは主に

大人や友達からの言葉が中心です。

そして、

それらは何気なく発せられます。

『なんで出来ないの?』

『何やってもダメだね。』

『おまえダサいな』

というラベル。

もちろん

それだけで

「貼られる」

わけではありません。

最終的に貼るのは自分自身です。

「そうか…自分はできないやつなんだ。」

「そうか…自分は何やってもダメなんだ。」

「そうか…自分はダサいんだ。」

そんな風に自分自身で思った瞬間、

それらのラベルは貼られていきます。

そして、

一旦貼られたラベルは

周りからまたそう言われる度に

そして、

自分でそう思う度に

強く強く貼られていき、

気付けば剥がせなくなっていきます。

こうやって、

僕達のネガティヴなセルフイメージは

作られていき、

僕達の可能性は

どんどん狭められていくのです。

 

 

ところで僕は

このラベルを剥がす方法を

知っています。

この力を使えば、

彼らは少しずつ

自分でそのネガティヴな『ラベル』を

剥がしていく事が可能になるのです。

一体どうすればいいのでしょう?

そんな力を持っているのが

『コーチング』

です。

 

 

例えば教育コーチとしての僕は、

高校生達が

これらのネガティヴなラベルを

自分自身で剥がし、

新たにポジティブなラベルに

張り替えるお手伝いをする為に

存在していると言えます。

少なくとも僕が受け持つ子達との

セッションで

早い段階でするのが、

『彼らのネガティヴラベルを

彼ら自身が自分の望むように

張り替えていくのを

手助けする事』

です。

ペプシコーラの味が

コカコーラの味だと思うなら

それでもいいんです。

自分にとって都合の良いラベルを

どんどん考えていけばいい。

そして

自身で貼り付けていけばいい。

後は

僕が剥がれないように

上から強く貼り付けていきます。

大切なのは、

彼らが自分自身で貼りたい

ラベルを選べる事。

そして、

外部からのラベルなんて

くだらなすぎて笑える、

と思える事。

 

 

さて、

明日はどんなラベル貼りが

待っているのだろう?

それを知っているのは

リトル⚪️⚪️だけ

ってやつですね。

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