英語の勉強にしても、何かの資格試験の勉強にしても勉強量がものを言う事はやはり多いようです。
初めの頃は僕自身もいい抜け道はないかな、と色んな方法を試してみましたが、やはり難しかったんです。結局 わかった事は、教材選びや勉強方法を「正しく」して、後は勉強時間を積み重ねていくこと。それに比例して力はきっとついていくんだな、ということです。
ただ、です。
これにはカラクリがあって、だからといって大半の方々が知らず知らずのうちに考えてしまっている「キツイ」勉強…THE努力的な勉強を何時間もしないといけないわけではないと思うんですね。
例えば、意識的に「努力」してやっている勉強を無意識化することもそうですし、楽しく勉強できる環境や仕組みを作ることもそうだと思います。そうすると、例えば同じ1000時間を積み重ねるにしても、【気付けば達成していた】という事に繋がっていくわけです。
大切なのは、いかに「勉強する」という過程を楽しく、もしくは無意識のうちにやるか、だと思います。
別に我慢の勉強が勉強だけではないはず。
今日はそんな勉強スタイルのひとつのお話です。
ところで、受験生なら平日の自学学習3時間というのはどうしても超えておきたいラインですよね。でも、勉強の習慣がついていない子達からすると まずはここのハードルは結構辛いもの。特に、僕みたいに飽きっぽくて集中力がなくてめんどくさがり屋な人にとっては、何時間も机に座ってるのはきついものなんです。そんな時、いかに細切れにして良質な勉強時間を積み重ねられるか、が鍵だといえます。 そんな受験生達に今日紹介するのは、すぐに実践できる「仕掛け」作りです。
名づけて「1分間学習法」
やり方は簡単です。
それは毎回の食事前(給食は厳しいかもしれませんが…)、もしくは自分の中の楽しみや娯楽前に1分間だけでいいので問題集や単語帳(一問一答式問題集は最適です)を開いてみる、というやり方です。もちろん、1分経ったら止めていい、というルールをしっかり頭に入れます。ここで大切なのは「開いてみる、一問だけ解く」といったことです。
そうするとどうでしょうか。
案外、それで1分で終わり、というのが難しい事に気付くかもしれません。
1回行う度に 気付けば5分~10分。。。もしかしたらそのまま勉強机に移動することだってあるかもしれません。これは人の性質 「作業興奮」という特性をうまく利用しています。詳しくはGoogle先生に尋ねて頂けると良いかもしれませんが、そもそも受験生達は潜在的に「勉強しなきゃ。」というのは常に思っています。取っ掛かり(=初動)がハードルが高いだけなんですね。そこを一気に低くする事で始めやすくなるわけなんです。
そして、きっとそこで「無理なく」30分は積み重ねられる事でしょう。しかも、その30分の集中力は物凄いものだと思います。
これ以外にも、勉強時間を無意識に増やせる小さな仕掛け、というのは考えてみたらたくさんあります。
いかに「勉強は重く、つまらないもの」というフレームから脱却できるか。きっとそれが大事なのかなと思います。
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