《ざっくり言うと…》
・受験は、時間が決めらたポケモン みたいなもの。経験値(知識)を増やして、時間内に倒せたボスのレベル(大学の偏差値)の所に入る。…
・短期間に経験値(知識)を増やすには、ライバルや中ボスと戦う。
・ポケモンのHP低下、又は全滅したら(やる気が落ちたら)ポケモンセンターへ。
前回までで、
「受験レース」とは?
「成績向上の3つのアプローチ」とは?
について書きました。
今回からは
その受験レースを違った視点でも理解するために、
あるゲームに絡めた話でしていきます。
ここがわかると、
→結局、どうすれば受験でうまくいくのか?
→具体的に何を勉強していけばいいのか?
→勉強していて壁にぶつかった時やスランプ、迷った時などに
踏ん張る力になるものがなんなのか?
がわかるようになります。
受験では、
具体的に何をすればいいのかわからなくていろんなものに手を出して失敗する人がほとんどなので、
この機会に自分がどんな「ゲーム」に参加するのかしっかりイメージしておきましょう。
では本題に入っていきます。
単刀直入に言うと、
大学受験は、
ポケモンに例えると非常にわかりやすく、
英語という教科に関して言えば
わずか7行に集約できます。
つまり、
《ある決められた時間(入試)までに、各レベルのボス(難関国公立、早慶上智、GMARCH,関関同立、日東駒専…等)を倒すのに必要な経験値(頻出の単語3000程度、文法・イディオム・構文の合計2000程度、良質な中・長文500文程度を繰り返しやって覚えた量)をどのくらいまで増やしていけるのかのゲーム》
ということです。
これは例えば各大学の経験値が、
およそ東大5400p.早慶5300p,MARCH5100pと設定すると
更に具体的になりやすいと思います。
では 早速どうしていくか?
ですが、
ポケモンというゲームをやったことのある人ならイメージしやすいと思います。
簡単です。
早速
草むらに入って野生ポケモンと沢山戦って少しでも良いから経験値を上げればいいんです。
これに毎日毎日没頭することが地道に経験値を上げていけるコツです。
日々時間があれば一回でも二回でも草むらに入って野生ポケモンと戦いまくる事です。
これはつまり頻出単語や構文、文法を隙間時間がある度に繰り返しやりながら覚えるという作業にあたります。
時間があるときにその頻出の単語、文法、イディオム、構文で覚えるべき所およそ5000個(頻出単語、文法、イディオム、構文を足した数)を少しずつ覚えましょう。
そして、
どうしてももっと加速度的に経験値を増やしたいと思ったらどうするか?
一定の頻度で道端にいるボーイスカウトや釣り人、ライバルや中ボスなんかと戦えばいいんです。
これは、模試や範囲内テストなんかに当たります。
これらでは特に覚えるべきとこしか基本的には出ないので、しっかりそれらと対峙しながらコテンパンにやられても復習することで確実に経験値《知識》を身につけていけます。
しかし、
つい自分のレベルを省みずにチャレンジしすぎてしまいポケモンが瀕死状態になったり、
それこそ全滅したりするかもしれません。
受験勉強で言えば、
なかなか成績が上がらなかったり急にやる気がなくなったりするときです。
そんな時はどうするか?
ポケモンでは、
ポケモンセンターに連れて行く、
ですよね。
これは信頼出来る先生、
いつも励ましてくれる人、
もしくは
教育コーチの所に行って元気づけて貰う事を意味します。
オープンキャンパスや行きたい大学を自分で調べてモチベーションを上げてもいいと思います。
後はずっとその繰り返し。
ポケモンをするように毎日その『ゲーム』に没頭すればいいんですね。
やる気を毎日持続出来る仕組みを作りながら、
入試まで経験値を限りなく5,500pまで近づけられるかどうかの戦いです。
シンプルですね。
でも
ここで1疑問に思う事が出てくると思います。
それは、
現代のような24時間どこでも無料で最良の学習コンテンツが手に入る世の中…
つまり、
自分のポケモンの経験値やレベルを確実に上げてくれる野生ポケモンやライバルやボスがうじゃうじゃいる現代で、
学校や塾はいらないのではないか?
という事です。
ほぼほぼ正解です。
個人個人で習熟度が異なるのに、
30人皆に合わせた授業スタイルを取るということは、
子供が親と、
親が子供と一緒にポケモンゲームをするようなもので、
子供は親の遅さに
親は子供の早さに
イライラしてくると思います。
では、
学校や塾の役割はないのか?
次回はそれについて
私見たっぷりに話していきたいと思います。
《次回へ》
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